タロウを授かるまで

タロウが授かるまでに行った、不妊治療のコト書いておきます。

35歳になってから妊娠を希望して、排卵チェックや基礎体温の計測なんかをしながら、一向に妊娠できなかった。
で、年齢も年齢なので、もう気取ってられない!と思い、世田谷区にある超有名不妊治療院に通院。
排卵日には毎回卵の状態を確認してもらい、夫の精子を精製してもらった上での自然妊娠を目指しました。

でも、10ヶ月、つまり10回試してもだめでした。
排卵タイミングはばっちりだし、夫の精子の状態だって全然問題ないのに。
年齢が年齢なので、あせっていた私は、先生に他になにか行った方がよいコトが無いのか聞きました。

とりあえず、卵管造影検査をしてみましょうというコトになりました。

膣内に液体を注入し、それをレントゲンでみて、卵管がちゃんと通る状態かどうか確認するのです。
たまに、卵管がつまっていたり、癒着してたりする場合があるそうです。
それだと、たとえ卵が精子に出会えて受精しても、卵管通れないですから、妊娠は成立しません。
で、軽い癒着やつまりだったら、通水で回復するコトがあるし、卵管のおそうじにもなるから妊娠確立があがる、というコトなので試しました。
試した結果、思いもよらず、私の左側の卵管がレントゲンに写りません。
右側の卵管には、すいーーーっと水が通っていく様子がレントゲンで確認できました。
でも、左側に流れていかないのです。まったく、ちっとも。
途中までいったのであれば、そこから癒着・閉塞が考えられるのですが、ちっとも行かないのですよ。

先生は、その状態をみて、「レントゲン通水だけじゃ、正確に確認するコトはできないけれど、ひょっとしたら、最初から左側の卵管がなかった可能性もあるね」と言われました。

うへー!?!?

「途中まで流れていくんであれば、そこから癒着してるとか、つまってるという事なんだけど、まったく通じてないからね。癒着とかとは違うようだよ。」

自分の卵管が片方しかないとは、知りませんでした。驚きました。
いや、卵管が片方無いと確定したわけじゃないですけどね。

それ以後は、卵管が通っている右側の卵巣から排卵した時だけが妊娠のチャンスとなりました。
左側から排卵する事もあり、2~3回、施行できない事があり、私のあせりはつのる一方でした。

なので、夫の反対をふりきって、内視鏡検査を受ける事にしました。
内視鏡検査は、全身麻酔を行い、内視鏡をつかって、子宮内と卵管のチェックができます。
卵管閉塞があれば、内視鏡を通して改善する事ができる。とのことです。

で、内視鏡検査の結果、私の子宮内には突起状のポリープができていて、それがいい具合に左の卵管の入り口を塞いでいる事がわかりました。
映像見せてもらいましたけど、ほんとにちょうどいい具合に、ぺたん、とフタになっちゃってました。
このポリープさえ取れば、左の卵管も通じるので、妊娠チャンスが増える、と。
なので、すぐに、ポリープ切除の手術を申し込みました。

手術は、その不妊治療院では行えないので、別の総合病院を紹介してもらいました
1度目は説明と入院手続きの話をきいて、2度目にそこに行った時が、入院日でした。
手術は辛かったです。
前日から食事抜き&下剤投与&点滴で。
手術は下半身麻酔で意識ある状態で行われました。
麻酔たって、なんかやっぱりわかるし、麻酔で寒いししびれるし、体が痛かった。

で、ポリープを取って、また妊娠試行が始まって、2度目で、タロウを授かりました。
ポリープのあった場所が妊娠の邪魔もしてたのかもしんないです。

今回は、すでに卵管通水を行っていて、ちゃんと右にも左にも水が通っていくのを確認してますから、卵管に問題はないんですよ。
通ってるはず。

感覚でいうと、子宮までは卵が行ってる感じがするんだけど、着床がどうにも上手くいってない感じがします。
でも、毎回の排卵チェック時に子宮内膜の厚さとかもみてもらってますが、問題ないんですよね。
なんでうまくいかないんだろう。。難しい。
もう40歳だし、あせるよなぁ・・。

次回、最後と決めている5回目のAIHは、9/13あたりになりそう。