保育園の公設民営化 その3

保育園が公設民営化になり、今まで保育園にいた職員さんが、全員変わりましたが、タロウ達に目に見える変化は特にありませんでした。

民営化施行前の情報としては、怪我する子供が増えたとか、心が不安定になり噛む等攻撃的な行動をする子が増えるとか、登園拒否する子が出るとか、いろいろ言われていましたけど。
タロウの保育園では、そういう事は、今の所、起きていません。

ただ、やっぱり。
保育レベルは確実に下がりました。

5ヶ月がたち、環境にもなれてきた保育士さん達の中には、自分の苛立った感情を子供達に見せる人もでてきてます。
そういう人は、やっぱり、保育経験の少ない若い保育士さん達です。

子供達がいう事を聞かないのは当たり前で、どう言うことを聞かせるか、どう関心を持たせるかっていうのは、やっぱり保育経験がないと難しいですよね。
親でさえ、とても難しいことだもの。
でも、前の保育士さん達が言うことを聞かない子供達に、鬼のような形相で怒鳴るだけ、という図は見たことがなかったけど・・。
怒鳴るにしても、理由を言っていたり、次の行動を促していたり、反省を促すものだった記憶があるんですが。
子供の名前を大声で連呼って、やっぱり、ただ、苛立った感情をたれ流しにしてるだけ、に見えるんだけど。

タロウが保育園にいる時、発熱した事があったのですが、いつもの時間に迎えにいって、「今、8度2分でしたよ」と言われた時は、驚きました。
今?。。いつから熱があがったの?
つか、8度2分って高熱じゃんよ。熱があがったと思った時点で、連絡してよ!!!と。

早く連絡くれていい状況にもかかわらず、迎えにいくまで放置されていた事が、2度、ありました。
(放置っていう言葉ほど、ほっぽっておかれたワケじゃないんですけど、私にとっては放置と同じ事です)
さすがに2度目の時は我慢できなくて、沢山いろいろ言わせていただきました。

5ヶ月だって、民間企業の保育士さんの緊張も消え、職場になれてきた今の時期が、一番怖いなと思います。

なんか、やっぱり、ちがうなぁ。。という思いが、日に日に出てきます。

その分、自分がしっかりしなきゃ!と思ったりできるのは、いいことなんだと思うけど。

不安は、もう、芽生えてしまったなぁ。
これから、どうなるんだろう。
来年になったら、会社だからある程度人事異動とかあって、またさらに若い保育士さんとか入ってきたり、経験ある保育士さんが、他の場所に移動されたりするんだろうなぁ・・・。

安心感が、めっきり薄れたな、と思う。