クローバーフィールド/HAKAISHA

2008年9月25日

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私は面白かったよ！
でも、これ、つまらないって思う人も多いだろうね。
合わないと、ちっとも面白くないと思う。
この映画は、なんだかわからない怪物から逃げる普通の人々の逃げる行程を追っただけの映画です。
逃げながら怪物と対決したり、スーパーパワーを手に入れて怪物と互角になったり、怪物の弱点を偶然見つけてやっつけたりとか、そーゆーのは無いです。
怪物に対峙する武器も武力も能力もない、本当に普通の人が、ただ逃げるだけの映画。
結局あの怪物は何だったのか、どうなるのか、というような回答を求めるエンディングを期待すると、あっさりはずされる(笑)
私は見てる途中で、たぶん結論の無いまま終わるなーと予想ついちゃったのと、そんな結論よりも、突然のパニック状況に翻弄され逃げまどう人々のリアルさが、不謹慎かなと思いつつも、言ってしまえば、面白かったのだ。
リアルじゃない所もあるけどね。
肩貫通して数時間放置されてたはずなのに、失血死もせず、次の瞬間には全力疾走できる元カノとか(笑)

そんで、パニックの撮影中に、合間合間に以前の平和だった時に撮った元カノとのデートシーンが突如現れたりするのは、撮影者の不手際っつーか、不器用加減が理由になってるし、パニック状況との対比でものすごい効果的だと思ったり。
地下道の中で、夜間対応にした瞬間、思った通り真後ろにミニクリーチャーがいた時の、「志村ー！うしろ、うしろーーー！」なハラハラ楽しい具合とか(笑)
ばっちり楽しめるエンターティメント映画だと思うよ。
ありでしょ。これ。
でも、２番煎じはいらないな。

あー、でもたしかこれ、続編あるんだよね。
今回みたく、逃げる人々が逃げる行程を追う内容だと、しょーじきもう新鮮味ないよね。
やっちゃったからね。これで。
反撃したり、弱点みつけたり、特殊な能力で対応したりとか、そーゆーの、もういくらでもあるからどーにも新鮮味なないしね。
いらないなー。やっぱり続編。どう考えても。
どうなんだろう。