ホステル2

ホステル2 [無修正版] [DVD]
ホステル2 [無修正版] [DVD]
  • 発売元: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2008/02/22

ホラー映画に免疫があって、ある程度の描写には不感症になった人でも、このシリーズの残虐シーンには目を覆うはず。前作でアメリカ人男子大学生らが犠牲になった、スロバキアの同じホステルが舞台。生き残っていたひとりの衝撃運命を皮切りに、今回はアメリカ人女子学生3人が餌食となる。ホステルに着いた3人は早速「オークション」にかけられ、落札者によって肉体がズタズタにされるわけだが、前回はぼんやりとしか描かれなかった犯罪組織の実体も明かされていく。このネット社会、軽い好奇心で遊ぼうと思った普通の人間が、恐ろしい犯罪に手を染めてしまう過程がリアルなのだ。
3人の女子大生がそれぞれ個性的で、なかでも最初の犠牲者になるローナ役、ヘザー・マタラッツォの“イケてなさ”がドラマのなかで絶妙な効果を上げている。後半に差しかかると、3人の運命にハラハラさせるのはもちろん、脇キャラが受ける酷たらしい仕打ちに至るまで、これでもか、これでもか、という血と肉の饗宴には、もはや呆然とするしかない。これからバッグパッカーで旅行を計画している人は、本作を観たら即キャンセルしたくなるだろう。

お気に入り度:rating_40.gif

面白かったー。
私は、これ前作より面白かったー。
前作は、親父だか学生だか社会人だかわかりにくい3人組の男だったけど、今回は見た目で大学生とわかる女子が主役だし。
あと、拷問する側の状況が入ってくるのが新鮮だった。
追いつめる側と、追いつめられる側がすごくはっきりして、すごくテンポが良かったと思う。
でも、冒頭の、前作の生き残りの話は、ちょっと長すぎたと思う。
結果は、あーなるだろうと、でてきた時から予測がつくので、あんまり引っ張らないでいいのにね。

いやー。うん。面白かった。
理不尽なモノに理不尽に追いつめられていくのが前作で、延々ただただ、その理不尽な恐怖を見せられるだけだったけど、今回は、拷問担当の人の苦悩や成長(?)が見れたり、突然の逆転劇が発生したり、かなり面白かった。
でも、母の遺産を受け継いだ超リッチな女子大生、というのは、えらいリアリティ無いと思ったけども。
残酷描写は、前作より抑えめ、というか、あんまりふざけなかったな、という感じ。
目がブラーンとぶら下がったりとか。
だからといって、よりリアリティのある痛みを感じるか、といったらそうでもなく、作られた感は残っているので割と安心して見れる。
なんか、この2作目をより面白くさせる為に、あの無駄に冗長でテンポの悪い1作目があったのかと思うくらい、俄然面白かったね。

DVD