インサイド・マン
- インサイド・マン
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- アーチスト: デンゼル・ワシントン
- 発売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2006/10/12
- 売上ランキング: 240
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商品の説明
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完全武装した銀行強盗に従業員と客を全員人質にとられたマンハッタンの銀行。急報を受けて、この事件の担当になったのはNY市警のフレイジャー。なんとか人質を傷つけずに犯人を捕らえようとするが、犯人は立てこもったまま、奇妙なクイズで警察を翻弄するばかり。そんな中、銀行の取締役が事件を聞きつける。彼がまず連絡をしたのは敏腕弁護士のマデリーン。銀行には取締役の秘密が隠されていた!?
強盗団のボスを演じるクライブ・オーウェンの完全犯罪宣言のファーストシーンから、観客の心を鷲掴みにする本作。銀行に立てこもり、警察に包囲されてもいっこうに慌てる気配のない犯人たちの目的は? 取締役の重大な秘密とは? 包囲されている状態で、どうやって逃げようというのか? 知性派の強盗団ゆえ、警察との知能ゲームが楽しくかつスリリング。また前述のオーウェン始め、デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、ウィレム・デフォーなど演技巧者が映画全体をピリリとしめる。出産以降、強い母のイメージが強かったジョディのやり手かつセクシーな弁護士ぶり、オーウェンのカリスマ性など、出色だ。監督は作家性の強いスパイク・リーだが、今回は完全に娯楽に徹した演出。知性的なクライム・ムービーに仕上がっている。
(斎藤 香)
お気に入り度:
んー。可もなく不可もなく。
高い評判ばかりを聞いてしまっていたから、逆に期待はずれ感が残ったりした。
強盗チームリーダーが、まさに「インサイド・マン」として犯罪を成功させちゃうワケだけども。
うーん。
ジョディ・フォスターは、凄腕だけどやばいことも平気でやっちゃう女弁護士にぴったりはまっててよかったよ。
いるだけで、うっとーしくなる存在ってのがわかるし。
ただ、私の理解力不足なんだと思うけど、強盗犯達の目的が、どーもはっきりつかめなかったんだよねぇ。
結局あの支店を選んだのは、銀行の取締役の秘密が眠っているからなんだろうけど、その情報って、どうやってつかんだんだろう。
あと、取締役の秘密を公にして、どんな得があったのか。
警察自身に合法的に取締役を裁かせたかったのかもしれないけど、彼らがそれをする理由ってのが、一切語られていないので、どーもすっきりしない。
それだけの為に、あそこまで大仰な犯罪を計画しなくちゃいけない背景が見えない。
あとせっかくデフォーが出てたのに、すごい普通でがっかり。
途中から全然でなくなっちゃうし。
うーーん。なんか、思ったより面白く感じなかったかな。