間宮兄弟

間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産)
間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産)
  • アーチスト: 佐々木蔵之介
  • 発売元: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2006/10/20
  • 売上ランキング: 77
  • おすすめ度 4.5

商品の説明
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間宮明信と徹信は仲のいい兄弟。それぞれ立派な社会人だが、趣味、価値観、モテなさ加減も一緒のふたりは、仕事以外、ほとんど行動をともにしている。ある日、カレーパーティを企画したふたりは、それぞれちょっと気になる女性を招待する。一方、明信は会社の先輩の離婚に協力を求められ困惑。兄弟ふたりの平和な生活に変化が訪れる…。
江國香織の同名小説を、森田芳光が映画化。映画やTVで活躍する名バイプレイヤーの佐々木蔵之介とドランクドラゴンの塚地武雄が間宮兄弟に扮している。兄弟離れができない自立しきれない男ふたりの物語は、描き方によっては変人扱いされてしまいそうだが、森田監督は家族を誰よりも大切にする誠実さを全面に出し、ふたりのズレ加減をユーモアの核にして、本作をコミカルなヒューマンドラマに仕上げた。ふたりを取り巻く女性陣、常盤貴子、沢尻エリカ、中島みゆきなどが、キャラクターをしっかり際立たせた好演。しかし、なにより注目してほしいのは、佐々木と塚地。ふたりの明るいキャラクターと相性の良さのおかげで、この映画は心温まる作品になった。(斎藤 香)

お気に入り度:rating_25.gif

私には、特に合わなかった(笑)
なんちゅーか。
清潔な男二人の兄弟が既にファンタジー(笑)
しかも寝室一緒って(笑) 布団並べてるし。

まぁ、でも、こーゆー感じの、呼吸と空気で理解しあえる血の繋がりと、同じ環境で一緒に過ごしてきた慣れって関係は、ものすごく覚えがあって(笑)
週末、兄弟がそろってビデオを見ているシーンは、過去に妹と同様な週末を過ごした事がある姉としては、なんつーのか、近親憎悪というか(笑)、似たもの同士の嫌悪感っつーか(笑)。
なんか、それを認めて、ひっくるめて、「こーゆー兄弟関係いいねぇ~」なんて言えるほど、遠いものではないので、うかつに認めるワケにはいかん!(笑)
この慣れきった関係の空気を、誉めるわけにはいかんのだよ!(池田秀一調で。)
ここで池田秀一だしちゃうあたりの、居心地の良さをごまかす大人げない状況をさらすだけの動揺を、あたしに与えた、という事なんだよ。だから(笑)

空気感とかそーゆー生ぬるく心地よい雰囲気とかはいーとして。
ハナシ的には、特にどうという事もなく。
そういう空気感の為の映画なので、結局ラストに、なにか一波乱あったり、兄弟決別したり、カップル成立したりとか、そーゆーいかにもマトメ的な事には決してならず、結局、間宮兄弟は、間宮兄弟のままで、というラスト。
私は小説版を読んではいないけど、映画の冒頭のシーンを見た時から、ラストは、このまま変化なく終わるんだな、という確信があった。

間宮兄弟はおいといて、高島政宏がよかった!
すっごい勢いとでかい声で、高島政宏らしい役だった!適役じゃないか!
この高島政宏だけで、一本観たいくらいだよ。

あと、知らなかった。中島みゆきが出てた(笑)
すげーキュートなお母さんで。
間宮兄弟が大事にするのもわかるなーって感じ。
うん。だから面白かったよ?(笑)

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