イケルシニバナ

イケルシニバナ
イケルシニバナ
  • 発売元: BBMC
  • 発売日: 2006/04/28
  • 売上ランキング: 54120

商品の説明
内容紹介
アート版ショッキングサスペンスの決定版
謎が謎を呼ぶ殺人ゲーム・完成された映像美術・衝撃の結末―

【STORY】
未公開の新作ゲームを試せる権利を手に入れたミロク。それが原因で恐ろしい殺人ゲームに無理矢理参加させられてしまう。奇妙な出題者に奇妙な質問。制限時間は12時間。クイズに答えられない者は「死」あるのみ。次々と死んでいく解答者たち。いったいこのゲームの目的とは何なのか…??ミロクは無事にゲームから脱出する事はできるのか…!?

【特典映像】The Making of イケルシニバナ・クイズシーン集・オリジナル予告編

●各界の著名人からのコメント
鳥肌実【廃人演説家】
全てが計算されていてテンポが良く、とても数学的な作品である。
意味不明な映画が多い中、美術、衣裳、脚本、主役の演技と全てがきめ細かく、こんな映画は今どき貴重である。

土佐信道【明和電機社長】
「かごめかごめ」に「とうりゃんせ」。日本人が血の中に持つ戦慄のゲーム感覚を、TORICO監督は独特の美意識で、みごとに映像化した。いわば鈴木清順の「ゴイネルワイゼン」をケータイ電話で見たような感覚である。ちなみに監督はかなりの美人だが、頭の中もかなりイカれているので、彼女の虜(TORICO)にならぬよう、注意が必要である。

御茶漬海苔【恐怖漫画家『TVO』『惨劇館』等】
これほどミステリアスでエキサイティングな体験は初めてだ―TORICO監督は斬新で狂気なゲーム『イケルシニバナ』を作りだした。

中谷彰宏【作家】
「ソウ」×「浅草花屋敷」みたいなファンタジー。「つまり」と考えるより「不思議」と楽しもう。寝る前に見ると、絶対、夢に見てしまうので、要注意。

お気に入り度:rating_10.gif

えーと。なんだな、これは。すぐにオチがわかっちゃったからなぁ。なんともなぁ。
ゲームが始まると、おたおたする彼を監視する者がいるって描写があるので、これじゃあ誰だってすぐに気がついちゃうよ。

驚く値打ちもない「ニート矯正プログラム」ゲーム。

なんだそりゃ。
しかも題名「イケルシニバナ」って、結局、「働かない若者」を揶揄してるだけなのね。<
もっかい。なんだそりゃ。

そーだなー。でも、若い人は、こーゆー舞台美術とか雰囲気って目新しくて、オシャレなんだろうか(笑)
舞台美術とか小物とかは、すっごくよく出来てたと思う。
えらい良かったよ。シーンの絵として。
ただ、やっぱりこーゆー、江戸川乱歩っぽい倒錯した退廃美風の美術というのは、それこそ舞台やら映画やら、無名の個人のイラストまで、沢山見てきてしまっているので、新鮮味はなく、「がんばったねぇ。」という微笑ましい気持ちがちょこっと顔出す程度。
初めてこーゆーティストに触れる人は、とても奇妙で魅力的な世界に思うのかも。

ラストも、だから何?っつー感じで、いまひとつ。

ラスト一歩手前で、すべての種明かしがされるのだけど、ゲーム出演者達による
役割暴露のシーンでの彼らの演技が、今までで一番稚拙なもんだから、一気に冷める。
すげーへたくそ。「いやぁ。まいりましたよー」とかひどい三文芝居っぷりでした。

こんな程度の「謎」?。いや「なぞなぞ」だな。
これを、「ソウ」と比較しなくてもいんじゃないの?

DVD