奇妙なサーカス

奇妙なサーカス Strange Circus
奇妙なサーカス Strange Circus
  • アーチスト: 宮崎ますみ
  • 発売元: 東宝
  • 発売日: 2006/02/24
  • 売上ランキング: 1698
  • おすすめ度 4.5

商品の説明
Amazon.co.jp
実の父親に抱かれて心病んでいく小学生の美津子(桑名里瑛)は、やがて嫉妬の果てに虐待を加えるようになる母親(宮崎ますみ)と心が一体化していき…。時が過ぎ、車椅子のエロス小説作家・妙子(宮崎ますみ・二役)の担当となった編集者の田宮(いしだ壱成)は、編集長の命令で彼女の身辺を調べ始めていくが…。
『自殺サークル』『夢の中へ』などの園子温監督による禁断のエロティック・ダーク・ファンタジー。美しく幻惑的ながらもどこか残酷で暴力的な映像と音が絶えず連なりながら、観る者を夢とも現実ともつかない危険な迷宮へと誘う園監督のセンスが遺憾なく発揮された秀作である。これが女優復帰作となった宮崎ますみの大人のエロティシズムと桑名里瑛の少女性との対比も作品を奥深いものにしているが、そうしたアブノーマルな佇まいの矛先が、やがて観る側の心に鋭く突きつけられていくあたり、改めて園監督の野心をうかがい知ることができよう。(増當竜也)

お気に入り度:rating_20.gif

エログロ。
もうこれでもかってくらい、エロでグロ。
昔の角川映画によくあった、日本特有の湿っぽい薄暗さ満載って感じ。
さすがに小学生が実父とエッチするシーンはないものの、そーいった禁忌エロ満載。
エッチシーンの多さに正直、見てて疲れる。
決してエロチックな気分にさせられるシーンではなく、辟易する嫌悪感に満ちたシーンに仕上がってるから。

宮崎ますみの小学生コスプレがすげぇよ。
黄色い学童帽に、赤いランドセル、プリーツのつりスカートを、宮崎ますみが着たんだよ!
あれはあれで、本人が楽しかったっぽい雰囲気がしゅもしゅもわきだしてて、笑った(笑)

話的には、よく考えられたように見えるけど、どっかのアングラ小説やアングラ漫画を切って貼ったような、つぎはぎ感がある。
若い人がみたら、割と新鮮なんじゃないのかな。
わたしゃー、サブカル歴長いし、こーゆーティストも好き過ぎてひとまわりしちゃったから、もうお腹いっぱいって感じ。

ただ、どうしてあの校長がそんなに色狂いなのか、なんで母親もそんだけエロ狂いなのかの説明を必要としてない見せ方をしてるのは良いのでは。

つか、石田いっせい首長いね(笑) しかものどぼとけデカ!(笑)
これで、実は・・・ってあのオチは無理すぎるでしょ。

でも、ラストのまとめは好きなタイプ。
ハッピーエンドじゃないけど、ハッピーな終わり方。

DVD