タロウと怪談ドラマ
昨日、タロウと一緒に「本当にあった怖い話」を見ました。
去年見た時は、タロウは「はい!ごろうさん!」がとても気に入って、やたらと「はい!ごろうしゃん!」を連発してたもんです。
怖い再現ドラマについては、無反応でした。
あれから1年たった現在、タロウはどんな反応をするだろう?
なんて興味もあって、一緒にみてみたのですよ
カラオケボックスの出る幽霊のドラマの時、「このひと、こわいお顔してるねぇ~」なんて言ってました。
でも、そういうタロウは余裕な感じ。
怖くておびえている様子はまったくなく、ただ客観的に見て、これはこわいお顔なのだと理解している、って感じでした。
それから、高島政信の夜のスーパーマーケットの怪談で、ゆっくり自分を追ってくる幽霊から政信が逃げようと、夜のスーパーマーケットを走り回るシーンで、タロウに異変が!!!
一緒にソファーに座っていたはずなのに、立ち上がっているタロウ。
私の背中に位置し、かるくしがみついています。
「おお。これは、怖がっているのか?」と思った所、怪談ドラマでは、政信が幽霊に追い込まれそうな状況に!
タロウ「ふはっ!ふはっ!ふはっ!!!やだよぅ。やだよぅ。やだよううう!!」
荒い息使いです。
ドラマでは、逃げようと政信が幽霊のスキついて、トビラに飛びつきます。しかし、開かない!!
タロウ「はやく!はやく!はやくぅう!!!」
タロウの両手両足が、じたばた動き出しました。
両手両足をじたばた動かしながらも、私にしがみつこうとしているので、ばたばた動く手足が、私の顔やら背中やらにペチンペチン当たります。
早く逃げろ!と願っているようで、タロウの顔をみると鬼の形相です(笑)
私の前にまわりこみ、私の顔にしがみつく形で、後ろを振り返りつつテレビを見ています。
そうしながらも、手足はじたばた動かしているので、やっぱり顔やら頭や腹やらに、小さい手足がペチンペチンとヒットします。
で、目の前にタロウなので、私はテレビが見えません。
怪談ドラマは、なんとか政信は逃げ切り、ほっとした瞬間に、至近距離に幽霊が出現、という定石通りの展開に違いないです。
そうなったとき、タロウはどれだけ怖がるでしょうか。
正直、それに興味がわかなかったワケではないですが、必死で私にしがみつきつつ、じたばたと手足を振り回してる必死の形相のタロウが、可哀想だったので、チャンネル変えました。
タロウは、自分の胸をおさえながら、「もう、テレビつけないようにしようねっ」と言いました。
あのままだったら、トラウマ確定だったな。
でも、「追われる構図」を理解するようになったタロウの知性に乾杯!(笑)