ロンゲスト・ヤード

ロンゲスト・ヤード コレクターズ・エディション
ロンゲスト・ヤード コレクターズ・エディション
  • アーチスト: アダム・サンドラー
  • 発売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/23
  • 売上ランキング: 1229
  • おすすめ度 4.0

内容紹介
伝説の映画がパワーアップして甦った!
囚人vs看守。痛快アクション・エンタテインメント
【物語】
八百長疑惑でNFLを追われた元トップ・プレイヤーのポール・クルー。
堕落した生活を送るポールは、ある晩、警官とカーチェイスを繰り広げ刑務所へ。
そこで彼は囚人たちのアメフト・チームを作ることを命令される。看守との対抗戦が決定し、
強烈メンバーがそろった囚人チームはどんどん強くなっていく。
が、そんな囚人チームに不安をおぼえた刑務所長が、ポールに非情な指示を出す。
看守チームとの戦いにワザと負けるようにと・・・。囚人vs看守。息詰まる決戦の行方は?

内容(「Oricon」データベースより)
NFLのトッププレイヤーだったポールは事件を起こし刑務所行きとなる。
そこで彼は囚人たちのアメフト・チームを作るよう命じられるが…。
1974年に公開された同名作品を、アダム・サンドラー主演でリメイクしたスポーツ・アクション。

お気に入り度:rating_30.gif

1974年版で、主役を演じてたバート・レイノルズが、コーチとして出演し、最後には選手として出場し、
さらにスタントも使わずに、ガチでタックル受けて空中できれいに半回転してはねとばされてた。
おいおいおい。
だいじょーぶか?死んじゃったかも?とか、本気で心配しましたよ。

確かにアダム・サンドラーのあの頭の形は、フットボール選手っぽい(笑)
でも、そんなに背が高くないので、フットボール選手と言い切るには迫力不足。
正直、有名なプロフットボール選手だと思うのは難しい。
作中でも、彼の過去プレー場面とかの具体的な提示が全くなかったので、アダム・サンドラーが有名なフットボール選手だった!と言い切るのはちょっと苦しいなと感じた。

んで、お話の方
看守チームの練習用に急遽囚人チームを作る事になったのだけど、それは最初から、
格下選手とプレーさせて看守チームを盛り上げる為の出来レース。
その当て馬作戦を提案したのは、アダム自身。
なのに、いつしかアダム・サンドラーは本気で看守チームに勝つチームを作ろうとし始めている。
ここら変の流れが、今ひとつビッとこない。
ほんとに、「いつのまにか本気になってた」ってだけだった。
もう、ちょっとこう、アダム・サンドラー自身の心境の変化みたいなもの。
捨てたはずのフットボールに対する情熱が蘇っちゃうあたりが、こう、熱い展開であってもよかったなー、とか思う。
知らなかったけど、ボブ・サップ出てるし。
特典映像みてると、日本にいたのはすっかり過去の事になってるらしく、もう日本には来たくないっぽい感じの発言があった。
まぁ、それもそうかな、なんて思ったり。
あとは、囚人話だし、当然オカマネタとかあって、可愛いかった。

全体としては、ほんと面白かったです。普通に。
フットボールシーンも迫力あったし、看守チームの憎々しさも生きてたし、寄せ集めの囚人達がチームとして絆を深めていったり、成長していったりは、みていてうれしくなった。
ただ、正直、使い古されている設定ではあるよね
1974年にオリジナルが出てから、似たような「悪いヤツラをまとめてチームにしていく」っつーのは、いろんなスポーツモノで沢山あるし、目新しいものではないので、もうちょっと何か突き抜けてしまってもよかったんじゃないかなー。
今、わざわざコレのリメイクをやるんだったらさ。
しかも、アダム・サンドラーだし。
なんか、オリジナルに遠慮しすぎたって感じはする。
それから、どーしても納得できないのが、ケアテイカーの爆死ですよ。
あんまりですよ。酷いですよ。
私は、脇役スキーです。しかも、主人公の良き参謀とか右腕とか補佐とか、そーゆーポジションってもう、無条件に好き。
だから、ケアテイカーは死んじゃダメですよ。
せめて怪我くらいにしてくれないと。
爆発の後は、もう棺って。
なんだよそれー。もー!
これのせいで、私的なお気に入り度は劇減りですからね。
つか、もっと下げてもよかったと、今も思ってしまうくらいですよ。

それから、試合後のエピソードが一切無かったのも残念。
あの後、あのチームがどうなったか、それぞれの囚人が、アダム・サンドラーがどうしたのか、少しでもいいから教えて欲しかったなぁ。

特典映像みたら、オカマのタッカーちゃんが脱走したっぽいシーンが出てくるんだけど、それってあんま意味ないし(笑)
タッカーちゃんいなくなったら、大泣きする囚人(誰だか忘れた)いるしなぁ。

アダム・サンドラー好きの私としては、前主演作の「50回目のファースト・キス」がドリュー・バルモア嫌いのせいで、ちっとも楽しめ無かったリベンジとして、かなり期待してたんだけど。
面白かったは、面白かったんだけど、ケアテイカーが死んでしまうのが、どうしても許せない。
むーーー。残念だよー。

余談
ドリュー・バルモアは、アダム・サンドラーと「ウェディング・シンガー」でもくっつく役をやってますが、この時から好きになれない女優No1だった。
美人とは言い難く、可愛いともちょっとちがくて、綺麗でも可憐でも上品でもなく、正直、かなり微妙だと思うよ。ドリュー・バルモア。
演技も良いとは思えないし、頭悪そうな印象しか残りません。
「ウェディング・シンガー」の劇中でアダム・サンドラーが歌ってる70年代の曲がものすごくいい感じで、決して上手い歌という感じじゃないんだけど、暖かい味のある歌い方でさ。気に入ってるんだけど。
だけど、ドリュー・バルモアがどうしても気に入らないので、「ウェディング・シンガー」のDVDは買ってません。
たぶん、これからも買わない。それほど嫌い(笑)

DVD