ホステル

2007年4月12日

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期待しすぎたかなぁ。
まぁ、でも、公開前の評判と公開後の評判の差は知ってたけど、これほど面白くないとは思ってなかったからさぁ・・。

うーんとねぇ。
ホラーの恐怖に突き落とされるには、「何故」と「まさか」が必要だと思うのね。
その点で言えば、これは、失敗してると思う。
あまりにも思わせぶりな人々の導きで、あの場所に行ってるし。
登場人物の３人組も、結局自分たちの欲望をかなえる為だけにしか動いてないから、いっくら酷い目にあっても、あんまり同情できないんだよね。
「女の子＝セックス対象」って目線だけだし。それ以外何も考えてないし(笑)

「理不尽な恐怖を一方的に与えられる」怖さで行ったら、あたしは好きじゃないけど「マーダー・ライド・ショー 」のが全然レベルが上。
こっちのが、「痛み」と「恐怖」「逃げられない閉塞感」「理不尽な怒りと悲しみ」「あきらめ」そんなどうにもならない感情のごった煮を犠牲者が、イヤという程感じているのがビンビン伝わってきてた。

あと、スプラッタ描写もなんだかなー。あまりにも作り物っぽくて、すごい冷めるね。
日本人の女の子のあの目は、なんだ、あれ。はさみで切ると、黄色い液体でてくるし(笑)

なんつーのかなー。
楽しいナンパ旅行のはずが、いつのまにか拷問倶楽部の村に導かれていた怖さってのが、ちっとも感じなかった。
ついでに、拷問倶楽部での恐怖も、作りものくさくて、今ひとつ。

３人組で、一番まともだと思ってた男の子が主人公からとっとと離脱した所は面白かったけど。
あと、三池監督出てるし(笑)　なにしてんだか、ほんとに、このヒトったら(笑)

なんかー。がっかり感。
期待するほどではないっつ前情報があったとしても、がっかり感があったー。