つまらないと感じた。

近所のツタヤでコミックレンタルが始まったので、いくつか借りたんだよ。
絶対に自分では買ったりしないような本を。
何を借りたかというと、少女漫画ですね。
高校生の男女が友人関係とか異性関係とかで、揉めたり仲良くなったり、両思いだったり片思いだったり、失恋したり、とかゆー感じの。
何を読んだのかは、これから批判することになるので(笑)、言わない。
結構話題になってるし、人気のある少女漫画だよ。

44歳の私が読むと、甘酸っぱかったり、照れくさかったりすんのかなーとか思ったけれど、そういった感覚はびっくりするほどやってこなかった。
正直新鮮味のない、どこかで見たことあるキャラ設定。
そして、必ずある幼い頃のトラウマや特殊な家庭の事情。
そういった土台の上で、登場人物達が、くっつきそうになったり、距離ができたり、ケンカしたり、横恋慕されたり、という流れなんだけど、なんだろうな。
もう私には、どこかで見た流れだし、どんだけ登場人物達にエキセントリックな味付けをしてあったりしても、結局の所、目指すゴールは大団円か意外な悲劇しかないワケでさ。
しかも、高校生の恋愛事情なんて、実際はもっと汗くさいワケで(笑)
いや、別に少女漫画にリアルを求めているワケではないんだけど、あまりにも定型をはめ合わせただけで構成される絵空毎に、心が冷める一方だったのだよ。
まぁ、でも、あたりまえっちゃあたりまえだよな。
私、44歳の子持ちのおばさんだもんなぁ。
でもさ、ちょっと期待したんだよ。
評判がすごくいい漫画だったから、わくわくはらはらさせてもらえっかなって。
そしたら、予想以上に自分が汚れていて(笑)、何も感じられなくなってるのに、自分が一番びっくりした、という事なんだなぁ。