「ムーミン谷の彗星」

監督:斎藤博
出演者:高山みなみ、 大塚明夫、 谷育子、 かないみか
収録時間:62分
レンタル開始日:2006-12-21


Story
トーベ&ラッセ・ヤンソン原作の名作アニメ『ムーミン』の92年に公開された劇場版。
怖い星の噂を聞いたムーミンたちは、おさびし山の天文台へ向かうことに。
冒険の途中に出会ったスナフキンに励まされながら、ようやく天文台に辿り着くのだが…。 (詳細はこちら

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お気に入り度:rating_50.gif

ものすごくよかった。
完璧な仕上がりと言ってよいです。
実は、タロウにムーミンシリーズを見せようかどうしようか実験的な意味で、この劇場版を見せてみたんだけど、これが大正解でした。
物語は、ムーミン達がムーミン谷に引っ越してきた直後。
まだ、スナフキンともフローレンとも知り合ってなかった時からの話です。
どうやって出会ったのか、これでわかりました。
つか、久々にみたムーミンは、なんか、こう、心底安心できるアニメだなぁ、とつくづく思いました。
私にとってムーミンは、「カルピスまんが劇場」の岸田今日子版ですが、中学生頃に、原作を読み倒した時期があって、原作読んでみるとやっぱり、「カルピスまんが劇場」のムーミンには違和感がありました。
そして、1990年にテレビ東京で始まったこのムーミンシリーズは、原作者も関わったシリーズなので、原作の雰囲気がものすごく濃いです。
画面全体は、淡い色調でまとまっていて、今見ると、今のアニメの色遣いの激しさに改めてびっくりする。
物語の始まりには、必ずナレーションが入り、絵本を読み始める時の雰囲気で、とても落ち着く。
今、こーゆーアニメって放送してないよなぁ・・・とつくづく思います。
つーわけで、今タロウは、テレビ放映してた「楽しいムーミン一家」シリーズを、一日一話のペースで見ています。
仮面ライダーやウルトラマンのように、敵がいる世界ではなく、穏やかで不思議な世界の物語は、タロウのとてもいい思い出になってくれると思います。
つか、本当に最近、子供向けアニメって無いね。


「若いアニメファン減少」に危機感…「名シーン特番で未だに“フランダースの犬”が」「深夜アニメ多く、子供ら見れぬ」

ちょうどこんなエントリもあったりして、いろいろ考えさせられるよ。

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