パラフィリア

パラフィリア LBX-127 [DVD]
パラフィリア LBX-127 [DVD]
  • 発売元: ARC
  • 価格: ¥ 449
  • 発売日: 2012/02/23

狂気と倒錯に彩られたエロティカルカルトムービーの最高傑作!
血も凍る恐怖と官能に満ちた傑作ホラー・アンソロジー!!
奴らは快楽のために手段を選ばない!
【施しの家】
普通のセックスでは満たされない、リチャードとヴィクトリア夫妻の密やかな愉しみ。街で拾ったホームレスを監禁し、レイプやレズの道具にする。しかしその夜の獲物、ソローという女には恐るべき秘密が隠されていた…。
【異形の叫び声】
薬物中毒のジェニファーは、リース医師の治療を受けることに。だが投与されたのは、性欲を異常に昂進させる新薬だった。そしてそのドラッグは、ある“特別”な方法で製造されていた…。
【メス犬】
サディストのクレアと、恋人のピート。クレアの異常な欲望はエスカレートし、ピートに変態的な“動物プレイ”を強要。傷つけられたピートは、クレアが嫌いな犬を使った残酷な復讐を計画する…。

お気に入り度:rating_40.gif
このDVDパッケージはどうかと思うんだよね。いかにも色物って感じがする。
とにかく最後の「メス犬」が良かった。「メス犬」っつーと身もふたもない感じだけど、原題は「Bitch」だったよ。
どっちもどっちか。
最初の「施しの家」は、夫婦が怪しさ満開だったので、夫婦のたくらみにはすぐに気がついたけど、拾われたホームレスのアレは、ちょっと唐突すぎた。
なんの伏線もなかったんで、正直、面白くなかった。あらそーなの、って感じで。
あんまり好みじゃなかったな。
「異形の叫び声」は、なんか中途半端。尺が短すぎたんじゃないかな。
説明はしょられてる感じもがものすごいしたし。でも、ジェニファーが薬を飲み始めたあたりから、ラストの絵が見えてきてしまうのがちょっとな。
ほいで、最後の「メス犬」
なんつーかな、これは。うまくはしょられてる感じがたまらなくいいのよ(笑)
こういうはしょられてる感じはすごく好き。
考える、感じる余白を残しといてくれてる感じがいい。
はしょられているのを説明不足だと不満に思う時と、そこがいいと思う時のちがいってなんだろうなぁ。
まぁ、結局好みなんだろうけど(笑)
これは、もうほんと好みだったんだな。うん。
あのカップルがどうしてあんなSMカップルになったんだか、クレアがどうしてあんなに犬嫌いなんだか、ピートはどうしてそんなにクレアが好きだったんだか、一切説明がないんだけど(笑)
そんでも、ピートが本当にクレアが好きで、心底ものすごく傷ついてしまった事は、ビシビシ伝わってくる。
ラスト数分の、音楽だけでセリフ一切なしの展開がすさまじい。
セリフがなくても、ピートが笑顔で仲間と笑っていても、彼の心の傷が深いのはわかるし、クレアはピートのことを、また拗ねてるだけだろって軽く考えてることもわかる。
最後ピートの涙が愛おしいとさえ思ってしまったよ。

なんでこのオムニバスを見たかというと、この最後の「Bitch」を監督している「サイモン・ラムリー」に非常に興味が湧いたからです。
なんで「サイモン・ラムリー」に興味が湧いたかというと、「Red White & Blue」を見たからだよ。
これはすごかった。やっぱりはしょってることがすごく多いんだけど、「良いはしょり」でね。
日本で、これリリースされないかなぁ。いまんとこリリース予定はないんだけどなぁ。

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