神の左手 悪魔の右手

2007年1月16日

人間の悪意を夢で予知する不思議な力を持つ少年ソウ。ある日、ソウの夢に現れた一人の男。彼は寝たきりの娘に自作の絵本を読み聞かせているが、その絵本には少女たちの惨殺された姿が描かれていた。やがて悪夢は現実となり、ソウの身体にも異変がおきる。ソウの姉イズミは弟を救うため、夢に出てきた男を捜しに行くが…。原作楳図かずお、主演渋谷飛鳥で贈る衝撃のスプラッター・ホラー。

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話的には、本当にダメダメなんだけど、とにかく小林翼くんが可愛いので(笑)
原作読んでたから、私はこの映画、この翼くんが主役だと信じていたワケですが。
アイドル映画に成り下がっていたので、どーにもこーにも。いろんな意味で憤りが止まりません。
原作での、想が、自分で作り上げた自分の神様を信仰してるあたりとか、想自身が使える不思議なチカラの事とか、ぜーんぶすっとばしてあるので、ラストで想がお姉ちゃん中から出てきて、「滅びろ！」って言い出すあたりの説明がぜーんぜんないので、原作読んでないとまったく理解できないっしょ。
ひどい作りだと思うよ。

でも、年の離れたおねえちゃんと一緒にお風呂にはいってたり、「おねえちゃん、ぼくをまもってね」とか上目遣いでつぶやいたり、血だらけで現れて凛々しく「滅びろ！」と叫んだり、ほんとに全部可愛い。

つか、言ってしまえ！！！タロウに似てるんだ！！！(笑)
ほんとだよ！妹も言ってたもん！！(笑)

見所は、ほんと、この小林翼くんダケです。
ラスト、海のシーンで、あまりの寒さでプルプル震えて倒れそうになってたり(笑)
さっきまで血まみれだったのに、一瞬で真っ白なシャツになったり(笑)
田口トモロヲの滅びるシーンが、あまりにもあまりにも可哀想すぎるできばえだったり(笑)
初期の円谷プロなみの画像処理(笑)
前田愛に、すっかり女優としての華がなくなっていておばさん化してたり(笑)
マイナスポイントをあげたらきりがないくらい、どつまらない映画ですけど
小林翼くんがかわいーから、いいんだよ！(笑)