NAKED サバイバル・フォレスト

2011年11月9日

イラク派兵から帰還したデイビッドは、アルプスにツーリングに出かけ、アンジェリンという美女と知り合い、心の傷を癒していた。
しかし、地元ハンターたちとの些細な争いから、二人は狙撃銃で狙われ獣のように狩られる。そして地獄が始まる─。

お気に入り度：
面白かった！
正直、こんなに面白いと思わなかった。
地元ハンター達に、追われたり、戦ったり、捕まったり、拷問されたりの流れかと思ってたら！
ハンター達は、別にモンスターでもなんでもなくて。
追われながら逃げ込んだ場所が、幽霊だらけで、化け物風な生き残りに捕まって、ハンターともども拷問されたり！
ハンター達と協力して逃げ出そうとしたり、呪いの伝説が語られたりと、意外と展開がコロコロと転がっていくので、ちっとも飽きない！
そして、最後の落ちが！
落ちというか、ネタバラしが、「おー！」って、見事にやられた感があった。
確かに途中途中で、ザッピング的な一瞬の映像が入るのも引っかかっていたものの、それは「過去の思い出」だと思わされていたから、真実には気が付かなかった。

 

何が真実かっつーと、結局、ハンター達も、呪われた場所での監禁＆拷問も、現実の事ではなかったのよ。
サイクリングに出かけていたのさえ、現実じゃないのね。
現実は、戦争で負傷して、死にかけていた際の夢だったのでした。
ありがちな落ちだけど、ここからさらにもう一個、今までの事が夢だったと気付いた主人公が、意識朦朧としながらも「怪我が治ったら、大好きなサイクリングをするんだ。いろんな所に行くんだ。」なんてつぶやいているんですが、彼は、両足を失っているのですよ、という落ち。

んー！面白かった！
コロコロと展開が転がり続けていっていて、そのスピードが止まる事はなかった！
なんか、全然期待してなかったから、すんごい楽しめた！

NEKEDってシリーズで何作か出てるから、他のもみてみよーかなー
でも、それこそ当たりはずれがあるんだよねぇ。