ティンカー・ベル

ティンカー・ベル [DVD]
ティンカー・ベル [DVD]
  • スタジオ: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • 発売日: 2009/04/03
  • 売上ランキング: 314
  • おすすめ度 4.0

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そろそろ、年に一度のディズニーランド訪問が近づいてきたので、見ましたよ。
でも、この話を「ティンカー・ベル」でやる必要があったのかどうか。
この話の主人公がティンカー・ベルである必要性が、まったく感じられなかった。

別にこれ、「妖精」じゃなくたって、人間社会に置き換えたって、まったく違和感ない話なんだよねぇ。
ティンカー・ベルを女子高生にたとえて、あらすじを説明すると(笑)
知らない土地に転校してきた女子高生が、周りの環境に慣れなくて、あと自分の能力も自分で認識できてなくて、そんな状態で、から回りして、周囲を混乱に陥れる。と。
んで、最終的に、女子高生のせいでめちゃめちゃになった現場を、女子高生がなんとか立て直す(当たり前の事だ)ので、みんなに誉めてもらえて、何故か今までの失敗や非常識な行動がチャラになる、と(笑)
こーゆー話、高校生の文化祭によく発生しそうだよね(笑)

なんか、結構がっかりした。
別にこれ「ティンカー・ベル」じゃなくなって、そこらへんの別の妖精でもなんでも通じちゃう話じゃん。
「ピーター・パンのティンカー・ベル」じゃないと成立しない話じゃないんだもん。全然。
CGは確かに綺麗だったけど、私はもうばばぁだから、こういうCGのつるっつるの毛穴のなさそうな肌のティンカー・ベルよりも、ウェンディにピーターとられて、ゆでだこみたいに顔真っ赤にしてふくれてるティンカー・ベルのが可愛いと思う。

映画のラストで、ティンカー・ベルが接触する初めての人間がウェンディというのも、なんだろう。なんかなぁ。ティンクにとって、ウェンディって、完全に恋敵だからさぁ・・・。
まだ、乳母車から逃げる前のピーターの方がいいと思うのに・・。つか、そうだったら、もっとこの映画好きになれたと思うんだけどなぁ。。

それにティンカー・ベルって、焼きもち妬きで、つっぱしりやすくて、わがままで、あんまり人の言うこと聞かなし、気まぐれでちょっとずるい、激しい感情の持ち主だと思ってたから、このいい子ちゃんキャラには、違和感感じた。
でも、そんな変な見方をしたのは、私だけだったみたいだけど。

まぁ、私はピーター・パンに関しては原作厨なので、そもそもディズニーのピーター・パンはあんまり好きじゃないって土壌があるにしても、これを「ティンカー・ベル」って言っちゃうのは、なんなんだろうなぁ。
いーのかなー。みんな、これ、かわいーのかなー。これがティンカー・ベルでいーんだろうか。。
なんかなー。期待しすぎたのかなー。あれー?
うーん。

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