ウィッカーマン

2008年7月1日

1973年の同名カルト映画のリメイク。オリジナル版のキワモノ感は薄らいだものの、ニコラス・ケイジが主演したことで、別の意味の怪しい面白さは増している。目の前で起こった自動車爆発事故にショックを受けた警官メイラスの元に、かつての婚約者から手紙が届く。彼女の故郷であるサマーズアイル島で、少女の失踪事件が起きたというのだ。その少女が自分の娘ではないかという疑念とともに、島へ向かったメイラスだが、そこで彼は奇妙な住民たちに翻弄されることに…。

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いや、もう！ニコラス・ケイジ好きとしては、大満足の一品でしたよ(笑)
特に私は、ニコラスの困った顔が大好き！(笑)
ニコラスが困れば困るほど、うきうきしてくるんですよ！(笑)
そーゆー目線で鑑賞すると、この映画は大満足ができる一品です！
正直、話的にはどーにもこーにも、だらだらとあまり盛り上がりもなく、引き込まれるほど強い謎があるワケでもなく、なにがなんだかわからないうちに、気がついたらラストにくるだらだらっぷりなのです。
でもね、これはニコラスの困り顔を鑑賞する為の映画だから、話なんかいいのです(笑)
とにかく、わけのわからない島にきちゃって、わけのわからない島民に囲まれて、何をしても何をやっても、すっきりできる結論をもらえないニコラスが、困って、困って、困りまくった挙げ句、足おられて燃やされちゃう映画なんだから(笑)
なんだ、こりゃ？って感じです。
そして、なんだこりゃ？って思いつつ、笑えばいいんです(笑)
さんざん周りに困らされて、最後にそんなラストって、なんすか、それ(笑)
なにしに来たの、ニコラスったら(笑)
つかさ、島民もさ、そんなに間を持たせなくても、上陸した途端、ニコラスやっちゃえばいいのにさ(笑)
無駄に泳がせて、無駄に謎を膨らませておいて、最後にそれって(笑)
ああ、そうですか。君たちも、ニコラスが困った顔が大好きなんですね。困らせてたくて、困らせたくてしょうがなかったんですね。それじゃ、仕方無いよね。
と、納得するしかないです(笑)
なんて魅力的な、ニコラスの困り顔なんだろ。島民のハートを鷲づかみだったのね！