スパニッシュ・ホラー・プロジェクト「ベビー・ルーム」

監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演者:ハビエル・グティエレス、 レオノール・ワトリング、 サンチョ・グラシア、 テレレ・パベス
収録時間:76分
レンタル開始日:2006-10-26


Story
『マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾』のアレックス・デ・ラ・イグレシア監督が手掛けたホラー。ベビー・ルームに監視モニターを取り付けた夫婦が謎の人影を目撃し…。スペイン映画界の鬼才たちが競作するスパニッシュ・ホラー・プロジェクトの1作。 (詳細はこちら

posted with ぽすれん

お気に入り度:rating_35.gif


話が意外な方向に転がっていって、かなり面白かったです。
もう去年のDVDなので、思い切りネタバレ感想ですが、もし見たい人がいたら、この感想は読まない方がイイデスヨ。

でわ。

ベビールームに出現する男は、過去の亡霊かと思わせておいて、ドッペルゲンガーというか、別の平行世界的な自分だったというのが、かなり意外でございました。
幻覚ばかり見ているとしか思えない奥さんが、子供に危険が及ぶのを恐れて出ていってしまうのですが、そんな誤解を解くために、とっととモニター見せろよ!とイラつきました(笑)
見せれば奥さんだってわかるはずなのにねぇ。
で、最後のオチの入れ替わり完了、なのですが、これは予想通りだったけども、奥さんがそれに気づいたあたりは、面白いですね。
ふつー、こーゆー流れでは、奥さんは最後まで気づかないで、「よかった。もとの主人にもどったのね」とか安心したショットの後で、主人の悪魔的微笑みで終了が、定番化した終わりだと思うのだけど。
ふつー、こーくるだろうって流れが全部違う方向にいっていたのが、面白かった。

DVD