The Voices

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あらすじ
バスタブ製造工場勤務のジェリーは、犬と猫と暮らしているが、この2匹はジェリーにだけ聞こえる声で話しかけてくる。
ある時ジェリーは、片思いをしているフィオナとデートの約束をするが・・。

 
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なんか、久々にすげえ引っかかる後味。いい意味で。
最初ジェリーは、犬猫と会話する以外、特に害のない善人に見える。
犬猫との会話も、ちょっと皮肉めいたやりとりで、善人すぎるジェリーには必要な灰汁程度に感じた。
でも、ずっと精神科医に通っているのがわかってくると、犬猫との会話は、完全にジェリーの自演で、実直さも、思い込みの激しさであり、「害のない善人」ではない事がわかってくる。
片思い中のフィオナとも、少し接点ができて、多少会話ができるようになっただけなのに、もうカップルになったような思い込みで、デートに誘う。
当然フィオナは、そんなつもりはないので、うやむやに断る。
うやむやに断られた事に気がつかないジェリーは、閉店までずーっとフィオナを待ち続ける。
その頃フィオナは女友達とカラオケで大盛り上がり。
だが、帰りに突然の豪雨と車の故障にあい、家に帰る事ができなくなる。
そこに偶然通りかかったのが、閉店で店を出たジェリー。
困った時に知人に会えて助かった程度の気持ちで、ジェリーの車に乗り込むフィオナ。
なんとなくいい雰囲気で車を走らせていた所に、フロントガラスを突き破って、鹿が飛び込んでしまう。
瀕死の鹿は、ジェリーに殺してくれと懇願し(ジェリーの幻聴)、ジェリーはフィオナの目の前で鹿を殺す。
これに怯えたフィオナが車を飛び出し森の中に走っていってしまう。
反射的に追いかけたジェリーは、うっかりフィオナを刺してしまう。
そこから悪いことが連鎖的におきていく。

という感じの流れ。
ほぼジェリーの目線で世界をみる事になるので、部屋はキレイだし、死体は笑顔でジェリーに好意的に話しかけてくるし、清潔。
でも、別の人、もしくは我に返ったジェリーがみると、部屋は血まみれだし、死体はやっぱり腐ってる(笑)

んで、まぁ、色々あってのラストシーンに、私はぞっとした。
最後の最後のジェリーの現実逃避の夢もしくは走馬灯的なアレで、真っ白な空間で色鮮やかに歌い踊るジェリーと彼に殺された人々。
超笑顔で心底楽しげに歌い踊る。
このシーンが、あんまり鮮やかなんで、それが返ってジェリーの闇の深さに感じてしまい、すごい恐いシーンに見えてしょうがなかった。
こういう逆の心理シーンって、そういう演出を感じで妙に冷めたりすんだけど、この映画では、すっかりはまっちゃった。
最後は、本当にジェリーが恐いと思ったよ。

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