ジェイコブス・ラダー
- ジェイコブス・ラダー
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- 発売元: パイオニアLDC
- 発売日: 1999/12/10
- 売上ランキング: 22519
- おすすめ度
ある日のこと、突然地下鉄の車内でかつてのベトナムでの体験が蘇り、何者かに刺される夢を見た時から、ジェイコブ・シンガー(ティム・ロビンス)の日常には奇妙な幻覚が交錯するようになった。見なれた風景にも違和感を覚え、現実感覚が失われたと訴えるジェイコブに同棲相手のジェジー(エリザベス・ペーニャ)は「それはニューヨークだからあたりまえ」とそっけない。が、化物の乗った車に轢き殺されそうになり、パーティーでは黒人女性に手相ではすでに死んでいるはずだと言われたジェイコブはついに高熱を出して、意識を失ってしまう。目覚めるとそこには別れたはずの妻(サーラ)や子供の姿が・・・。しかしそれも夢だったのか、再び気がついてみると彼はジェジーの部屋にいた。自分の精神状態に危惧を抱いたジェイコブはかかりつけの医師に相談に向かうが、医師は既に死亡、ジェイコプのカルテも失われていた。
お気に入り度:
1990年に公開された映画。18年前かぁ。
まだマコーレ・カルキンが「ホーム・アローン」で有名になる前に出ていますが、さすがに可愛い!!
このころのままでいければよかったのにねぇ。
つーか、この映画、ビデオリリースされた当時に見ました。
その当時、かなり衝撃を受けました。
最近みた「マルホランド・ドライブ」がかなり面白くて気に入ったので、「それ系」の映画は、と思い出してみた所、これも「それ系」だったなぁ、と。
んで、18年振りにみてみたワケですけど、やっぱりすんごい面白かった。
こういう混沌とした、絵の具を混ぜる途中のマーブル模様みたいな感じは、すごく好き。
今回は、最初から、ラストがわかっていて見ていたワケだけど、それでもやっぱり面白かった。
前述の「それ系」ってのは、「妄想オチ」「死に際オチ」の事なんだけど、そう思いながら映画をみていると、結構せつなくなってくる。
なんか、そこに至るまでの瞬間につきあっていると、やっぱりなんつーか、引きずられるっていうか、そこに向かっている感覚に、体の中が冷えてくる。
結構きつい。
「それ系」は、ネタバレ知らずでみるのがいいね。
でも面白いけど。