劇場版電王の感想

もう旬もすぎたし、ネタバレ解禁時期もとっくにすぎたということで、遅すぎますが、劇場版の感想書きます。

こないだ2度目の劇場版鑑賞をしてきました。
最初は、スクリーン投影の劇場で、2度目はデジタル映画館で観ました。
初めてデジタル映画を観たけども、やっぱり綺麗。
スクリーン投影が始まった瞬間のピント合わせみたいな動きがないのが、新鮮(笑)
あと、投影テープがひっかかってるような「ブツッ!」って音がないし、画面が安定しているし、何よりも発色が綺麗だったのが良かったです。
音響は、既にどこの映画館もある程度装備されてるので、そんなに目新しくはなかったなぁ。
でも、やっぱ本当に綺麗だった、デジタル映画。
これからいろんな映画が、デジタルになっていくんだろうなぁ。
今、映写機が廃れていく過程にいるのだな、などと懐古したりしました。

んで、映画の方。
最初にゲキレンジャー、次に「モモタロスの夏休み」それから「俺、誕生!」でした。

「モモタロスの夏休み」は、最後の台詞が「ちきしょー!」だと予想してましたが、実際は「たぁーすけてぇー!」でした(笑)(参考エントリ:モモタロスの夏休み
おしいと思います。うん。
話的には、予想通り、泳げないモモタロスが、間違ったアドバイスで間違ったがんばりをする、といった小話でしたね(笑)
いったいぜんたいどういった理由なのかまったく理解できませんが、金髪のヅラをかぶったウラ様が、いちいち腰をくねくねさせているのに、悶えた(笑)
リュウタロスは、動物好きらしく、イルカと友達になってるし、キンタロスは、いつもの勘違いで、金槌でモモタロスをどつきまわします(笑)
デネブの精神論信者っぷり(信じれば叶う)が笑いました(笑)
キャラクター達のいかにもな対応が、いつも以上に振り切れていて、すごい楽しかった(笑)
最初にこれをみたのは、上映初日だったので、事前知識のない人たちばかりでしたから、劇場は、そりゃ笑いの渦でしたよ(笑)
楽しかったー。
もっと長くてもよかったー。つか、もっと長く観たかったー。

んで、劇場版本編ですが。


冒頭は、第27話の続きから始まってるんですね。
いきなりウラ様が出てきてたので、私はうれしかったのですが、いきなり感が強かったです。
27話をみれば、どういった経緯でウラ様があの場に出てきたのかが、わかりますが。
んで、キンちゃんチェンジ後、リュウちゃんのダンスショー(笑)
タップダンスは、ラップと合わないと思うなぁ。
あと、画面的に、リュウちゃんとタップダンサーズが一緒にいる絵がなかったのが残念。
せっかくだから、ちゃんとほんとに共演ダンスしてほしかった。

子供の良太郎が、意外に骨太い感じがしたので、ちょっと残念。
神木きゅんくらいの骨の華奢さが欲しかったなぁ。子役良太郎には。

ゼロライナーでのジークのマイペースっぷりは良かったのだけど、ものすっごい残念だったのが、ジーク退場の場面が、もーーのすごいあっさりしてた事。
あっという間にいっちゃった。
ハナやお供の者達へのねぎらいの言葉とか、挨拶とか、ちゃんと派手にやってほしかったなぁ。
できれば、また本編にも出てきそうな雰囲気だけでも残してくれたらいいのに。
つか、また本編にも出てくればいいのに。
ジークの扱いが、後半になって急に軽くなった感じ。
DVDで、ディレクターズカット版が出れば、ここらへんは追加してくれてるんだろうか。

あと、最後の最後のデンライナーから自分の両親達を見るシーンはものすごくよかったけど、美男美女姉弟のわりに、ご両親は普通な方達ですねって印象が・・・。
ワンシーンだから、あれだけど、ちゃんとした美男美女使ってほしかったなぁ。

総じて、65点な感じ。
面白かった所もあったけど、それは個々のキャラクターがもってる魅力であって、映画的なストーリーの面白さは、薄味だと思った。
詰め込みすぎなのかなー。
最大の謎、「牙王の動機」が最後までわからなかったのが、どうにも、こうにも。
何故牙王が、「時間に飽き飽きしてる」のか、さっぱりわかんないので、すっきりしないです。
あと、ガオウライナーが、古代の人々の祈りによって出現したっつーのが、新事実です(笑)
デンライナーは、お祈りで作れるのかー(笑)

あ、劇場で買い損ねたデンライナーのパスケース、通販で買いました。
今、カード部分にウラ様入れて使ってます(笑)